ダメージ計算式が変更されて随分経ちますが、未だに『抵抗貫通・抵抗無視』について「どうすれば良いかよく解らない・なぜそうなるかよく解らない」という声を聞くことがあったり「ぜひ記事にしてほしい」というリクエストもあったので、今回はそれぞれのステータスについてと、その数値目標をガッツリまとめてみました。

上から下までをザーっとなぞってもらえれば大体は把握してもらえるように構成し・・・たつもりです。

数字云々が嫌いな人は特に疲れると思うので何度かに分けて読んでもらった方がいいかも。

抵抗値計算機(2022年1月9日追記)

当記事執筆後、抵抗値計算機をリリースしました。ロジックは当記事内のものを使用しているので、電卓で計算するよりはマシ程度で使ってもらればと思います。

抵抗値計算機

とりあえずザクっと

仕様には興味なかったり理屈的な話は面倒という方に向けて『何をどうすれば良いのか』を一番最初に書いておきたいと思います。

クラスにより差がありますが、とりあえず以下の数字に合わせれば大体はOKです。

しっかりDPSを意識したい方はページ下部の「効率的なオプション選択」の項で最適な方法を説明しています。

職別目標値

前提として、NMの基礎抵抗値は当記事執筆時の最上級ID「92,500」としています。

また、以下の数値はパッシブスキルや自己バフによるステータス増加を含みます。詳細についてはページ下部で説明していきます。

なお下記値は自身のステータスであり、後述する「戦場の鬨」オプションは含みません。

  1. ウォーリアー(非常に特殊なのでページ下部の詳細説明も見てみてください。)
    • 1段階目(物理クリティカル威力3.0倍想定)
      • 物理抵抗貫通:8,789 程度
      • 物理抵抗無視:15,000 程度
    • 2段階目(属性クリティカル威力3.5倍想定)
      • 物理抵抗貫通:5,959 程度
      • 物理抵抗無視:22,500 程度
  2. スレイヤー(物理攻撃力350,000想定)
    • 物理抵抗貫通:6,458 程度
    • 物理抵抗無視:21,000 程度
  3. ソウルリーパー(魔法攻撃力350,000想定)
    • 魔法抵抗貫通:6,458 程度
    • 魔法抵抗無視:21,000 程度
  4. その他
    • 属性抵抗貫通:10,000 程度
    • 属性抵抗無視:12,370 程度

ここからは抵抗値を下げる意味などの理屈的な話を交え、上記数値をどのように達成していくのかといった内容に移ります。

目標抵抗値と各ステータスの仕様

まず目標値から。

NMの抵抗値の下限は「-33,333」となっており、この値を目標として調整していきます。

NMの抵抗値がマイナスに入ってからは二次曲線的に与ダメージが増加するため、「-33,333」の達成時には「0」の時と比べ約1.5倍の与ダメージとなります。

ちょっと話はズレますが、最終抵抗値によるダメージ倍率は以下の式となっています。NMの抵抗値を「0」にした状態で等倍となるような計算式です。

1 -「NMの最終抵抗値」/ (「NMの最終抵抗値」+ 100,000 )

これを計算してみると、以下の通り約1.5倍となるわけですね。

1 - ( -33,333 / (-33,333 + 100,000) ) = 1 - ( -0.49999 ) = 1.49999

おそらく『全身+12で最終抵抗値「0」』より『全身+9で最終抵抗値「-33,333」』の方が強かったりします。雰囲気で言ってます。

話を戻します。

現行における最上級IDのNMを例にすると、NMの基礎抵抗値は「92,500」なので、その差「125,833」の抵抗値を削る必要があるということですね。

NMの最終抵抗値を算出する式は下記の通りとなります。

最終抵抗値 = NMの基礎抵抗値 - NMの基礎抵抗値 * 属性貫通割合 - 属性抵抗無視・抵抗減少系
(※属性抵抗無視系にについてはページ下部「属性抵抗無視・抵抗減少系」の項にて詳細を説明します。)

それでは次に上記式内で登場した「属性貫通割合」を含む「属性抵抗貫通」の仕様と、「属性抵抗無視」の仕様について説明していきます。

属性抵抗貫通の仕様

属性抵抗貫通は対象の抵抗値を割合で減らすステータスになります。
貫通ステータスで抵抗値を減少する際に登場する式は以下の2つ。

  1. 貫通割合の算出

    対象の抵抗値を下げる割合を算出します。

    貫通割合 = 貫通ステータス値 / (貫通ステータス値 + 10,000)

    ちなみにキャラの貫通割合はここで確認できます。

    上記の式を用いていくつかサンプルをあげましょう。

    • 属性抵抗貫通ステータス値:6,000
      6,000 / (6,000 + 10,000) = 0.375 ( 37.5% )
    • 属性抵抗貫通ステータス値:8,000
      8,000 / (8,000 + 10,000) = 0.44444... ( 44.44% )
    • 属性抵抗貫通ステータス値:10,000
      10,000 / (10,000 + 10,000) = 0.5 ( 50% )
    • 属性抵抗貫通ステータス値:12,000
      12,000 / (12,000 + 10,000) = 0.54545... ( 54.55% )

    これで抵抗値を下げる割合は求められました。次は実際の減少値を算出していきます。

  2. 対象基礎抵抗値と貫通割合から減少値を算出

    ここではNMの基礎抵抗値(式内「対象基礎抵抗値」)が「92,500」と仮定して計算します。

    抵抗減少値 = 対象基礎抵抗値 * 貫通割合

    上記の式に当てはめて各属性抵抗貫通ステータス毎に算出したサンプルは以下の通りです。

    • 属性抵抗貫通ステータス値:6,000
      92,500 * 0.375 = 34,688
    • 属性抵抗貫通ステータス値:8,000
      92,500 * 0.44444444... = 41,111
    • 属性抵抗貫通ステータス値:10,000
      92,500 * 0.5 = 46,250
    • 属性抵抗貫通ステータス値:12,000
      92,500 * 0.54545454... = 50,455

上記が属性抵抗貫通ステータスによる抵抗減少値となります。

NMの基礎抵抗値から上記の値を引き算し、更に属性抵抗無視のステータスや、様々な抵抗減少値を引き算することで最終抵抗値が求められることになります。

というわけで続いて属性抵抗無視の仕様についてです。

属性抵抗無視の仕様

こちらは属性抵抗貫通とは異なりシンプルです。

対象の抵抗値から属性抵抗無視の数値を引き算するだけです。みんな大好きなややこしい式は出てきません。

ただし、無視として扱う数値が色々あるので、それはまたページ下部で説明します。

各要素別増加値

次に「属性抵抗貫通」と「属性抵抗無視」の値を目標値にするために、各装備毎の属性抵抗貫通・属性抵抗無視の値の増加値を記載していきます。

DPSを出すための調整なので、ランダムオプションとなっている部位については、普段は真っ先に盛っていきたい属性クリティカル威力よりも優先的に取っていく必要があります。

装備によってオプションの値に差があるので、まずはどこのオプションで取れば効率的なのかを算出していきます。

この計算では各オプションに付与される「属性クリティカル威力の最大値」を「0.01」に割り戻して基準とすることで、属性クリティカル威力に対する価値を求めます。

各ステータス値後方の括弧内が属性クリティカル威力に対する価値で、数字が大きいほど優先的に各ステータスを付けたい箇所となります。

この項の最後で一覧を表示しますのでそちらを確認してもらえると把握しやすいと思います。(マナ刻印は固定なので省きます。)

なお、バーサーカーは最大HP・ソーサラーは最大MPと差し替えることになるかもしれません。(ちょっと曖昧)

武器・胴・腕・脚の4部位

補助オプション・ランダムオプションそれぞれの増加値は以下の通りとなります。

それぞれ「最大値(クリティカル威力0.01あたり)」とし、割り戻した際に発生する小数点は四捨五入とします。

  1. 武器・腕補助オプション(属性クリ威力最大:0.06)
    • 属性抵抗貫通:1,228(204)
    • 属性抵抗無視:1,964(327)
  2. ランダムオプション(属性クリ威力最大:0.02)
    • 属性抵抗貫通:273(137)
    • 属性抵抗無視:546(273)

上記を含む各種数値については「TERA|【2021年11月24日更新】碧雷装備・碧雷戦神装備まとめ」でまとめています。

マナ刻印

刻印による増加値は以下の通りです。

別途まとめ記事があるので、気になる方は「TERA|刻印の効果まとめ」を確認してください。

  1. 〇〇なる氷河のマナ(胴)
    • 属性抵抗貫通:492
  2. 〇〇なる冷気のマナ(脚)
    • 属性抵抗無視:984

アクセサリー

当記事執筆時点では「耀焔戦神の仮面・胸飾り・ベルト」や「星刻・流星刻アクセサリー」が該当し、それぞれでの増加値は以下の通りです。

それぞれ「最大値(クリティカル威力0.01あたり)」とし、割り戻した際に発生する小数点は四捨五入とします。

  1. 耀焔戦神の仮面・胸飾り・ベルト(属性クリ威力最大:0.02)
    • 属性抵抗貫通:328(164)
    • 属性抵抗無視:1,665(832)
  2. 流星刻アクセサリー(属性クリ威力最大:0.035)
    • 属性抵抗貫通:547(156)
    • 属性抵抗無視:1,094(313)

その他数値についてはそれぞれ以下のページにてまとめています。

TERA|耀焔戦神の仮面・胸飾り・ベルトのまとめ
TERA|星刻・流星刻のアクセサリーまとめ

カード

カードは差し替えとなるので、コストが近くステータスが弱いものを比較対象としています。

属性抵抗貫通

  1. 景色
    属性クリティカル威力については「狂帝の処刑場/アルレマンシア」の0.08を元に計算します。
    • Beginning of TERA:1,872(234)
  2. 騎乗
    属性クリティカル威力については「ポポ/ララ他」の0.02を元に計算します。
    • Best of 1st/2nd:624(312)

属性抵抗無視

  1. 騎乗
    属性クリティカル威力については「金剛石/氷雪の飛竜」の0.04を元に計算します。
    • Best of 8th/9th:1,872(468)

属性クリティカル威力0.01に対する価値比較

ということで、最終的にどこの部位をどうするのが効率的か、です。

これはもちろん上記で算出した属性クリティカル威力0.01に対しての価値が高い部位を優先的に変更していくことになります。

あくまで理想の話なので現実的には難しいですけど・・・。参考程度にどうぞ。

  属性抵抗貫通 属性抵抗無視
武器・腕の補助オプション 204 327
武器・胴・腕・脚のランダムオプション 137 273
耀焔戦神の仮面・胸飾り・ベルト 164 832
流星刻アクセサリー 156 313
カード(景色) 234 -
カード(騎乗) 312 468

属性抵抗貫通・属性抵抗無視の1位を考慮して順位付けした場合以下の順となります。

  • 属性抵抗貫通
    1. カード(騎乗)
    2. カード(景色)
    3. 武器・腕の補助オプション
    4. 流星刻アクセサリー
    5. 武器・胴・腕・脚のランダムオプション
  • 属性抵抗無視
    1. 耀焔戦神の仮面・胸飾り・ベルト
    2. カード(騎乗)
    3. 流星刻アクセサリー
    4. 武器・胴・腕・脚のランダムオプション

属性抵抗貫通についてはカード2種をまず埋めていき、武器の補助オプションで追加して、足りない部分は流星刻アクセサリーで補填。

属性抵抗無視は「耀焔戦神の仮面・胸飾り・ベルト」9つの枠内で調整し、ダメならカード(騎乗)で追加しつつ、流星刻アクセサリーで補填。

そして残りはすべて属性クリティカル威力で埋めることでDPSに特化した構成になると思います。

なお、バーサーカーやソーサラーは(略

現実的な話、武器・腕の補助オプションはユニークオプションと相まって希望するものが手に入ることはほぼ無いだろうし、耀焔戦神の仮面・胸飾り・ベルトについては4部位のランダムオプションや流星刻アクセサリーのように気軽にはオプション変換自体を行えないので辛いと思います。

なので、現実的な解決策としては「流星刻アクセサリー以外のどこかに有用なオプションが付いていれば、それを元に流星刻アクセサリーで調整」となりそうですね。

改めてクラス差を説明

さて、ようやく最初の話へ戻ってきました。
ある意味やっと本題です。

ここで改めて職差の無いパターンの目標値を見てみましょう。

  • 属性抵抗貫通:10,000 程度
  • 属性抵抗無視:12,370 程度

となっています。

まずは属性抵抗貫通がなぜ「10,000程度」なのかということを説明していきたいと思います。

属性抵抗貫通の上限値

この「属性抵抗貫通:10,000 程度」は、腕のユニークオプション「戦場の鬨(属性抵抗貫通1,335増加)」による効果が加算されることを織り込んでいます。
(基本的にヒーラーが選択する腕オプションは支援系の「戦場の鬨」が一般的になっています。)

つまり見込みの数字としては「11,335」となるんですね。

そして流星刻アクセサリーで調整する現状ではこの「11,335」という値が属性抵抗貫通の実質的な上限となり、属性抵抗貫通がこの値を超えると属性抵抗貫通よりも属性抵抗無視を付けた方が抵抗値が下がるようになります。

イメージしにくいと思うので計算してみましょう。属性抵抗無視のオプションをつけた場合の計算の方がわかりやすいのでまずはそちらから。

上述の式にならって貫通割合を算出します。

11,335 / (11,335 + 10,000) = 0.5313(53.13%)

そしてその貫通割合を当てはめて算出した抵抗値はこう。

92,500 - 92,500 * 0.5313 = 92,500 - 49,145 = 43,355

更に流星刻アクセサリーの属性抵抗無視のMAX値(1,094)を差し引いた最終抵抗値はこう。

43,355 - 1,094 = 42,261

次に属性抵抗貫通11,355に流星刻アクセサリーの属性抵抗貫通のMAX値(547)を加算した数値(11,882)で貫通割合を計算してみます。

11,882 / (11,882 + 10,000) = 0.543(54.3%)

そしてその貫通割合を当てはめて算出した最終抵抗値はこう。

92,500 - 92,500 * 0.543 = 92,500 - 50,228 = 42,272

結果としては、属性抵抗無視・属性抵抗貫通を積んだ場合、それぞれ算出された抵抗値は「42,261」と「42,272」となりました。

この2パターンを比べてみると、たった「11」ですが属性抵抗無視を選択した場合の方が低いですね。

ページ上部で記載している属性抵抗貫通の計算サンプルを確認してもらえればわかる通り、属性抵抗貫通は徐々に下げ幅が縮小していきます。

つまりこの11,335という値を節目として、それ以上属性抵抗貫通を盛るよりも属性抵抗無視を盛る方が恩恵があるいうことになります。

以上のことから、属性抵抗貫通のステータスは10,000が上限値となります。

属性抵抗無視・抵抗減少系

さて、ここでもう一度属性抵抗貫通の上限値適用後のNM抵抗値を確認しておきましょう。

上述の通り、キャラのステータスで10,000、戦場の鬨オプションで1,335、合わせて11,335の属性抵抗貫通で計算します。

貫通割合
11,335 / (11,335 + 10,000) = 0.5313(53.13%)
抵抗値
92,500 - 92,500 * 0.5313 = 92,500 - 49,145 = 43,355

「43,355」がNMの抵抗値となり、下限の「-33,333」までは「76,688」となりました。

この値を元に、順次引き算を行っていきます。

クラス別スキル

SSを添付しようと思ったんですが、一部スキルの説明文が過去のもの(いずれかの抵抗しか下げられないという表記)になっていたのでやめました。
無駄に混乱させるだけになりそうなので、素直にテキストのみを記載します。

  1. ランサー
    • アーマーブレイク
      物理抵抗の10%分、対象の物理・魔法抵抗を減少させます。
  2. ウォーリアー
    • コンバットストライク
      【DS時のみ】物理抵抗の10%分、対象の物理・魔法抵抗を減少させます。
  3. ファイター
    • テンペスト
      物理攻撃力の5%分、対象の物理・魔法抵抗を減少させます。
  4. プリースト
    • ダムネーションチェイン
      魔法抵抗の10%分、対象の物理・魔法抵抗を減少させます。
  5. エレメンタリスト
    • ペインカーズ
      魔法抵抗の10%分、対象の物理・魔法抵抗を減少させます。

装備のユニークオプション

  1. 強力な呪い V
  2. 死刑宣告 V

こんな感じになっています。

タンカーは無難にランサーということにしましょう。

私は全身+12のランサーを持っていて、カード・バフ・アイテムなしの状態かつその4部位だけで抵抗値が222,860となっています。(内7,000はマナ刻印)

そこに色々加味されて、一般的な抵抗値は240,000くらいだと思うので、タンカー・ヒーラーの抵抗値はそれぞれ240,000と過程します。

ということでタンカー・ヒーラーの上記スキルによる抵抗値減少は48,000とします。

結果、上記の「76,688」から「48,000」を引き算し、残は「28,688」となりました。

次に武器・腕のユニークオプション、「強力な呪い(9,400)」と「死刑宣告(5,000)」をそれぞれ引き算すると、「14,288」となりました。

この時点で、自身に要求される属性抵抗無視は「14,288」となるんですが、ここにユニークオプションの「信頼の詩(武器)」と「マナソング(脚)」が合わさると少し変わってきます。

タンカー・ヒーラーの属性抵抗値に影響があるのでNMの抵抗値を「76,688」へと戻して再計算してみましょう。

タンカー・ヒーラーの属性抵抗値「240,000」に4%を加算すると「249,600」となるため、合わせてNM抵抗値減少が「49,920」となります。

改めて「76,688」から「49,920」を引き算、更にユニークオプション分「9,400」と「5,000」を引き算です。

最終的に出た抵抗値は「12,368」となりました。最後に自身の「属性抵抗無視:12,370 程度」を引き算して、めでたくゴールです。

というわけでここまで長々と説明してきましたが、以上が根拠となります。

ちなみに、固定やフレハンでもない限りはユニークオプションが揃っていない場合もあるので、これが最適解にはならないかもしれません。ご注意です。


そしてやっと最後の項、職別の説明に移りましょう。

冒頭に記載していた一覧を見てもらえれば気付く人は気付くと思うんですが、以下の職についてはその他の職に比べ属性抵抗無視が高くなってるんですね。

その他の職については、属性抵抗貫通を上限である10,000まで上げてから属性抵抗無視で不足分を補うということなんですが、ここが逆転します。

対象の基礎抵抗値から諸々を差し引いた数値に対して、貫通割合などを逆算していく必要があります。

ウォーリアーの場合

まずはウォーリアーから。

  • 1段階目(物理クリティカル威力3.0倍想定)
    • 物理抵抗貫通:8,789 程度
    • 物理抵抗無視:15,000 程度
  • 2段階目(属性クリティカル威力3.5倍想定)
    • 物理抵抗貫通:5,959 程度
    • 物理抵抗無視:22,500 程度

ウォーリアーには「致命傷」というパッシブスキルがあり『物理クリティカル威力+0.001増加で抵抗無視が15増加』という効果があります。

ウォーリアーの場合は、DPS向上のために一番上げたい『物理クリティカル威力』のステータスを上げることで、勝手に物理抵抗無視がついてくるんです。お得です。

逆に言えば常に適正値が動くため、ここで算出している数値ははっきり言って意味を成しません。

とはいえとりあえず理屈的なものを説明しておくほうが良いと思うので続けましょう。

1段階目の物理クリティカル威力3.00では、15,000の物理抵抗無視を自動的に確保できます。
2段階目の物理クリティカル威力3.50では、22,500の物理抵抗無視を自動的に確保できます。

ここまで出ている数字を確認しつつ、逆算の対象となる値を出してみましょう。

  • 必要抵抗減少値
    • 125,833(92,500 + 33,333)
  • タンカー・ヒーラー減少値
    • 49,920
  • 強力な呪い V
    • 9,400
  • 死刑宣告 V
    • 5,000

これらを計算すると、残りは「61,513」となり、ここからさらに致命傷パッシブにより得られる数値を差し引くと、それぞれ「46,533」と「39,013」となります。

本来この「46,533」と「39,013」を逆算するんですが、考えるのが面倒だったのでエクセル先生にお願いしました。

小刻みにズラーっと一覧を出してピックアップしただけなので逆算の式は把握してません。

結果としては「戦場の鬨」込みの属性抵抗貫通は「10,124」と「7,294」になりました。

ここから「戦場の鬨」で加算される分の「1,335」を差し引くと、残りが「8,789」と「5,959」になります。

ウォーリアーについては以上です。

スレイヤーの場合

続いてスレイヤーの場合です。

  • 物理抵抗貫通:6,458 程度
  • 物理抵抗無視:21,000 程度

スレイヤーには「オーラブレード」というパッシブがあり『物理攻撃力の4%分、物理抵抗無視が増加』という効果です。

装備を強化することで物理攻撃力自体が上がる結果として、4部位を+12にした時点で物理攻撃力は350,000強、誤差があると思うので350,000として、勝手に「14,000」の物理抵抗無視がついてくるということになります。

また、ホームスラスト使用時に発生する自己バフ「急所感知」に『物理攻撃力の2%分、物理抵抗無視が増加(10秒間)』という効果があります。

常用する勇猛のポーションやヒーラーバフなどで、CT的には10秒以内なので常時付与可能となっています。

「急所感知」バフを加味すると、物理攻撃力360,000とした場合はさらに7,000の物理抵抗無視が加算され、21,000となります。

ここからはウォーリアー同様に逆算となりますが、工程は上述したので割愛します。

ソウルリーパーの場合

最後にソウルリーパーの場合です。

  • 魔法抵抗貫通:6,458 程度
  • 魔法抵抗無視:21,000 程度

ソウルリーパーはスレイヤーと同じです。

「黒い魔力」が『魔法攻撃力の4%分、魔法抵抗無視が増加』となり、「ダークウィップ」の自己バフが全重複すれば『魔法攻撃力の2%分、魔法抵抗無視が増加』となります。

ということで以上となります。

おまけ

最後まで読んでくれた方、お疲れ様でした。

ここでは当記事を書きつつちょっと思ったことを殴り書き的に残しておきます。

  • 結局耀焔戦神で無視を盛って、その分貫通を下げて、その分でクリ威力あげるのが正義という話。
  • ファイターの場合はランサーやウォーリアーと同程度の抵抗減少値を出そうと思うとほぼ死にステータスの物理攻撃力を48万まで積まないといけないという地獄。
  • 呪いのUOPで9,800とかいうけど、1秒毎に98を100重複だから最短でも1:40くらいかかる。やっぱり耀焔戦神で1万くらい盛りたい。

後記

以前からめっちゃやりたかったんですが、韓国でシーズンがAWAKEからFROZENへ切り替わる際に計算式に変更があるとすべて無駄になるので静観していました。

どうやら属性抵抗貫通・属性抵抗無視の仕様や計算式に変更はなさそうなのでやっと記事にできました。

前回「DPSメーターのススメ」の記事を出した時も達成感がありましたが、今回は長期間温めていたものということもあってひとしおです。

シーズンがFROZENへ移行することでNMの基礎抵抗値などは変わってしまうんですが、基本的な考え方は変わらないみたいなのでまた更新したいと思います。

それではいずれまた。