今回は、ゲーム内でping値を確認する方法を説明します。

最近野良PTで軽いとか重いとかの話になった流れで、TERA内でping値を確認する方法を説明したんですが、あまり広く知られていないようなので、豆知識として記事にしようと思います。

ping値なにそれ

ping値についての前知識をサラっとだけ説明しておこうと思います。
(『そんなことよりはよ』という方は次のブロックへどうぞ。)

「ping値」自体は一般的に「ぴんぐち」と発音します。正しくは「ぴんち」らしいですが、別の意味に取られるので「ぴんぐち」で良いと思ってます。

一般的に「重い」とか「軽い」といった話をする際、回線速度というキーワードが出てくると思いますが、確認すべきは回線速度ではなく応答時間と言われるものです。
なら応答時間とはなんぞやとなりますが、これはつまりがサーバーとの通信にかかる時間(タイムラグ)のことを指します。

つまり「ラグい」という言葉は、言い換えると「応答時間が長い」ということになります。
そしてその応答時間を数値化したものがping値と言われるもので「ping値が高い(低い)」といった使い方をします。

TERA内でのping値の確認方法

さて本題。
TERA内でping値を確認するには、時計かゲーム性能UIを表示する必要があります。

時計・ゲーム性能UIを表示

「O」キーなどで表示されるオプションウィンドウ内の「UI設定」タブを選択し「時計表示」にチェックをいれて「適用」か「確認」のボタンをクリックします。

もしくは「時計を表示」のすぐ下にある「ゲーム性能表示」でも構いません。時計かゲーム性能を表示するUIが必要なだけです。

余談ですが私の場合は確認したい時にすぐ確認できるように、画面右下辺りに常に表示しています。

カーソルを合わせてポップアップを表示

表示された上記UIにカーソルを合わせて少し待つとこんな感じのポップアップが表示されます。一番上の「PC、回線状況による接続速度」という項目がping値になります。

表示されたping値の見方についてですが、上記画像内に緑色の●と「16ms」という数字がありますが、この数字がping値になります。●についてはTERA側的にグリーンという事なのでしょうが、それでも16/1000(0.016)秒の遅延があるということですね。

16ms程度ではほぼラグは感じず、大体「40ms」を超えてきた辺りから「おや?」となって「100ms」程度で明確にラグを感じるようになってきます。

画像内の「●」は緑色以外に、黄色と赤色があります。もう黄色の時点で上級などの早い即死攻撃はほぼ避けられません。赤だと下級IDですら普通に死ぬかも。

ちなみにこのping値は上述の通りサーバーとの通信時間なので、サーバーと距離がある限り0にはなり得ません。自宅サーバでも無理です。もし仮にTERA内でping値が0という人がいれば、明らかに黒です。何かやってます。

後記

TERAにはゲーム内でping値を確認する方法があるので助かりますね。あれ?って思ったらスグ確認できるのは結構便利です。

以前回線を乗り換える前に、最大483msをマークしたことがあったので、ネタとしてその時のツイートを貼っておきます。

そういえば今回の記事を書くきっかけになった時、ラグと処理落ちの違い的な話もしたので、また改めてその話も記事にしたいと思います。

それではいずれまた。